日本リウマチ学会にて別府温泉藻類RG92の効果を発表|サラヴィオ化粧品 明礬研究所 サラヴィオ中央研究所

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集学的アプローチによるリウマチ治療の新展開
[サラヴィオ&広島大学病院・再生医療部] 日本リウマチ学会 で発表
イタリアなどの欧州では、肩こり・腰痛・関節痛を対象に、温泉泥(ファンゴ)による保険適応療法が行われている。この効果は温泉泥に存在する藻類が産生する糖脂質の抗炎症作用によると考えられています。
そこで、私達は、別府温泉より各種の藻類(RG藻類)を単離培養し、糖脂質(MGDG、DGDG)の粗精製を行いました。これらの糖脂質が関節痛などの痛みにどのように関与するかを調べるために、IL-1刺激したヒト滑膜細胞(疑似炎症モデル)を用い、関節炎に特有の炎症性サイトカイン及びMMPsの定量をした(リアルタイムRT-PCR及びELISA法)。その結果、一連の藻類由来の糖脂質においてIL-1β、IL-6、TNF-α、MMP-3の減少が認められ、また、モニター調査においては、RG糖脂質を含むローションによる関節痛や筋肉痛、肌荒れなど諸症状の改善が見られました。
これらの結果から、RG藻類由来の糖脂質が炎症性関節疾患に有用であることが示唆され、 その研究成果を第57回日本リウマチ学会総会・学術集会(2013年4月18日(木)〜20日(土)、京都国際会館)において発表しました。

温泉藻類RG92の研究について
別府温泉は湯量と泉種の多さで知られ、関節疾患や筋肉痛、肌荒れなどの緩和においても人気が高い。我々は別府温泉より種々の新規藻類を単離培養することに成功。本研究では、これらの藻類から、痛み緩和成分の最有力候補である糖脂質を精製し、炎症性関節疾患における薬理作用を検討しました。

RG92による炎症抑制作用機構

研究成果の概要

RG糖脂質の抽出と同定
別府温泉より単離培養した温泉微生物47種のうち4種の藻類(いずれもChlorophyta類)は、18S rRNAの塩基配列解析及びその代謝特性から新種であることが判明した。TLC/GC-MSを用いた分析の結果、MGDG(monogalactosyl diacylglycerol)、DGDG(digalactosyl diacylglycerol)が検出された。
RGエキスの炎症抑制効果

各種のRG藻類エキスにより、炎症性サイトカイン及び細胞外マトリックスメタロプロテアーゼが減少することを確認した。

RGエキスによるTNF-αmRNAの発現抑制

各RGエキスを添加したすべての滑膜細胞
において、5〜6割の減少が認められた。

RGエキスによるIL-1βmRNAの発現抑制

リアルタイムPCRによる解析の結果、
RG92、及びRG32を添加した細胞では、
5〜6割減少した。RG38を添加した
細胞では、約8割減少した。ELISAでも、
RG92を添加した結果、約3割の減少が
認められた。

RGエキスによるIL-6mRNAの発現抑制

リアルタイムPCRの結果、各RGエキスを
添加したすべての細胞において、 3〜4
割の減少が認められた。
また、ELISAにおいても、RG92を添加
した結果、約2割減少した。



藻類について
 RG藻類糖脂質を添加した炎症滑膜細胞で一連のサイトカイン(IL-1β、IL-6、TNF-α)や細胞外マトリックス分解酵素-3(MMP-3)の減少が見られたことから、RG藻類由来の糖脂質が炎症性関節疾患に有効であることが示唆された。今回、藻類糖脂質の薬理効果をmRNAおよびタンパク発現レベルで示すことができた。今後、RG藻類糖脂質が細胞内のシグナル伝達経路や転写活性などにどのように関与しているかを検討する予定である。将来、RG藻類は、炎症性関節疾患の他にも様々な炎症性疾患に対しての応用が期待されます。
第57回 日本リウマチ学会総会・学術集会
一般社団法人 日本リウマチ学会
・第57回 日本リウマチ学会総会・学術集会
  会期:平成25年4月18日〜20日
  会場:京都国際会館
特許について
 特願 2012-181217
 発明者:加世田 国与士、松島 一幸、宮崎 博文
 特許出願人:株式会社サラヴィオ化粧品


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