健康的で
地球環境にやさしい
次世代の畜産を目指す。
温藻RG92

家畜の腸内環境を改善して
食と環境の安全を守る

「温藻RG92」は、
高い抗炎症効果が注目されましたが、
大手各社や大学研究者との合同研究で
新たに体内の「ミトコンドリア活性化」が
実証されています。
また腸内環境を改善し免疫力を上げることから、
仔牛や子豚を事故から守るなど、
畜産業界の問題解決に向けて
さまざまな効果が期待されています。

畜産・酪農分野で、
次々と温藻RG92の給餌飼育

それぞれに課題を持つ養豚・養鶏・酪農分野で、
目的ごとに給餌飼育がスタート。

養豚

飼育豚を下痢の
苦しみから救う

長いあいだ養豚業界での一番の課題は、
多くの飼育豚が伝染性胃腸炎や
ウィルスが原因の下痢になり
体力が弱ってしまう
ことでした。
下痢は飼育場を汚すだけでなく
他の個体にも感染し、生後まもない
仔豚が下痢になると免疫力の低下で多くが
命を落として
しまいます。
こられの下痢の症状は豚の腸内環境の乱れが
主な原因
と考えられます。
これまでビフィズス菌などの給餌が
試されてきましたが良い結果は
得られませんでした。
そこで今回『温藻RG92』が、
問題解決に大きく寄与できるのではと
試験がスタートしました。

豚の腸内環境を改善

温藻RG92の給餌飼育は、日本と海外、
それぞれ大型養豚場で行われました。
まずは一週間、生まれた翌日から仔豚に
温藻RG92を水に混ぜて飲ませる
という過程を実施したところ、
下痢が止まるか、または発生しないという
驚くべき成果
がもたらされました。
これは腸内環境が改善されたことが考えられ、
実証が済めば全国の畜産関係者を
勇気づける結果になります。
下痢による発育阻害の解消、
また、高額な抗生剤がいらなくなり、経済的にも
大きくサポートできるだけでなく、
悪臭による近隣への迷惑や
日に何度もの床掃除といった大変な
わずらわしさから解放されるからです。
そして、RG92を与えなかった群では
8%の事故が見られたものの、
RG92を与えた群では
事故率0%
という結果が得られました。
すでに試験段階は終わり、通常飼育での導入も進んでおります。
畜産業者のみなさんはもちろん、
環境や消費者のみなさんの食への安心にまで
寄与していくことが、私たちの目標です。

ブロイラー養鶏

養鶏大手や
大学との合同試験に
驚きの成果

2022年1月には信州大学との共同研究がスタート。
温藻RG92を飲料水に混ぜて与えたブロイラー群は
全体に育成率が向上しました。
これは飼料効率が良く
最短で出荷できるかが課題の
ブロイラーでは大きな成果といえます。
さらに暑さで消化機能が落ち発育や産卵が
低下する「暑熱ストレス」に対し、
吸収効率が改善、体重増加量も
アップしたことが認められました。
別の検証飼育でも鶏のエネルギー活性を
含めた強い生理現象、すなわち、
ミトコンドリア活性の向上を確認。
その結果、鶏の増体率がアップし、
サイズが均一化しています。
また排卵日数が延び孵化率もアップ、
孵化までの日数も短縮しています。
養鶏への温藻RG92の給餌飼育は、
大手商社や養鶏企業とも共同で行われ、
いずれも平均体重のアップを確認しました。

天草大王(地鶏)

α-リノレン酸が3倍に増え、
健康な肉質に

幻の地鶏とよばれる「天草大王」に関しても、
専門業者「公元」の協力で
温藻RG92の給餌飼育を行いました。
結果、第三者機関による肉質検査において
オメガ3に関わるα-リノレン酸が平均して
約3倍
に増えていることが判明。
α-リノレン酸は血中の中性脂肪を下げる作用や
高血圧予防の効果などで
近年とくに注目を集めており、
非常に健康的な肉質になっている
との判定を受けました。
うま味成分であるグルタミン酸も従来の1.3倍
に増えていることを確認しました。
安全・安心なだけでなく、美味しさも
向上した温藻鶏、温藻卵ブランドのひとつとして
大きな可能性を示しています。
またRG92は、免疫因子を活性化させることから、
全国で大きな損失を与えている
鳥インフルエンザへの新たな対策として
期待
されています。

養鶏への取り組みは、
動画でもご覧いただけます。

酪農

温藻RG92で
地球温暖化問題に挑む

酪農業界では未来を見据えた検証が進んでいます。
そのひとつが、牛のげっぷに多く含まれる
「メタンガス」軽減への取り組み
です。
メタンガスは、地球温暖化の主な原因と
言われている「温室効果ガス」のひとつ。
温藻RG92を与えることで牛の腸内環境を改善、
ガスの排出を大きく削減
できるのではと
期待が高まっています。

またRG92の働きで乳牛の1日あたりの
搾乳量を増やす検証も始まりました。
安全で美味しい食肉や牛乳の誕生も
世界へと広がります。

仔牛

仔牛の「下痢発生率0%」
に成功

仔牛の飼育で難題とされているのが、
生後5日以内にほとんどが発症する
下痢の問題です。
仔牛の下痢は、栄養吸収を阻むため成長が遅れ、
飼育日数が伸び、餌代もかむので、
生産者にとっては深刻な問題です。
ここでも温藻RG92の給餌飼育を
牛の繁殖農家とともにスタートしました。
温藻RG92を水に混ぜ、生まれた翌日から
仔牛に飲ませたところ、
下痢の発生率が0%となるという
圧倒的な結果がもたらされました。
腸内の善玉菌が増え腸内環境が改善された
と考えられ、
まだ試験は続行中ですが
実証が済めば全国の牛繁殖農家や酪農関係者
を大きくサポートできると考えられます。

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