業務用美顔器の種類と機能!サロンに最適なものを選んで集客アップ
フェイシャルエステに使われる業務用美顔器は、エステサロンにとってなくてはならない存在です。
とはいえ、新しく業務用美顔器を取り入れるとなるとどう選んでいいのかわからないというサロンオーナー様も多いですよね。
そこで今回は、業務用美顔器の特徴や選び方、家庭用美顔器との違いなどをご紹介します。
業務用美顔器の説明

業務用美顔器とは、エステサロンや美容クリニックなどプロの現場で使われるエステマシンの1つです。
電気の力を使い肌の奥深くにまで美容成分を浸透させたり、肌に刺激を与えることで肌そのものの新陳代謝を促したりすることを目的に使われています。
業務用美顔器の機能・種類

業務用美顔器は、主にイオン導入、超音波、ラジオ波、EMS、エレクトロポレーションの5つの機能があり、1つの機能に特化した業務用美顔器のほかに1台に複数の機能を搭載した複合型美顔器があります。
イオン導入美顔器

イオン導入美顔器は、業務用美顔器を使って肌に微弱電流を流し、プラスとマイナスの電気的な特性を生かしてお肌のトリートメントをします。
プラスとマイナスが反発する力を利用して肌の深層部まで美容成分を届けるイオン導入や反対に電気が引き合う力を利用して肌の余分な汚れを落とすイオン導出といった機能を備えています。
超音波美顔器

超音波美顔器は、超音波の振動を利用した業務用美顔器です。
1分間に100万回以上の超音波の振動を肌に与えることで、クレンジング効果、マッサージ効果、温熱効果が期待できるとともに、キャビテーション効果といって、超音波の振動によって肌と肌の間に隙間を作り、美容成分を浸透させることができます。
ラジオ波美顔器
ラジオ派美顔器は、電磁波の一種である高周波を使った業務用美顔器です。
高周波を肌に照射することで発生するジュール熱を使い、肌温度を上げて活性化させます。
EMS

EMSは、筋肉を微弱な電流で刺激して収縮させる技術です。
もともとは医療現場でリハビリや痛みの緩和に使われていたものですが、美容に応用することで、肌表面だけでなく肌の下にある表情筋に直接アプローチできるようになりました。
エレクトロポレーション

エレクトロポレーションは、電気パルスの力で肌の細胞間に一時的に隙間を作り美容成分を導入する業務用美容機器のことです。
イオン導入や超音波導入ではできない高分子有効成分やイオン化できない美容成分も導入できるという特徴があります。
複合型美顔器

複合型美顔器は、その名の通り1台に多機能を備えたエステマシンです。
導入や高周波、EMSはもちろん、肌を冷却するクライオやアクネ菌の除去に使われるブルーLEDなど肌へアプローチするたくさんの機能を備えたものがあります。
業務用と家庭用の違い

家庭用美顔器は、業務用美顔器で使われている技術を家庭でも使えるようにしたものをいいます。
そのため、サイズを小型化したり出力を弱くしたりして作られています。
家庭用美顔器も業務用美顔器にもそれぞれメリット・デメリットがあるので、賢く使い分けましょう。
家庭用はハンディタイプで操作が簡単

業務用美顔器に比べて低価格な家庭用美顔器は、低価格といえども多機能なものが多く、誰でも簡単に使えるようにハンディタイプが主流となっています。
充電式や電池式などが多く、サロンに行かなくても家庭で好きな時間に導入美容がセルフでできるのがメリットです。
ケガやヤケドなどといった思わぬ事故を防ぐためにも業務用に比べて少ない電力で動くように作られていますが、その分、パワー不足で1回の使用では即効性を感じにくいというデメリットもあります。
業務用は多機能でハイパワー

その点、業務用美顔器は、ハイパワーで施術できるので1回の施術でも効果を実感しやすいというメリットがあります。
小型といえども卓上サイズくらいになりますが、家庭用美顔器に比べて多機能なものが多いのも特徴です。
サロンにまで足を運んで施術をするという手間はありますが、プロの手によって施術を受けることは、お肌に良いだけでなくリラックス効果やリフレッシュ効果といった精神面にも良い方に作用すると考えられます。
業務用美顔器の効果・効能

業務用美顔器は様々な肌へのアプローチ方法で、お肌の悩みを改善していきます。
どのアプローチ方法でもいくつかの効果を持ち合わせていますが、美容液導入によるシミやくすみの改善、超音波やEMSによるしわ対策や毛穴ケアなどが有効です。
ほかにもリフトアップやニキビ痕の改善、痩身などアンチエイジングからダイエットまで効果を発揮します。
業務用美顔器の副作用

業務用美顔器での副作用は基本的にありませんが、導入の際に使用する美容成分によっては、かぶれや乾燥などの刺激を感じることもあります。
業務用美顔器で導入を行う際は、安全性の高い導入剤かどうか肌に合わない成分は含まれていないかなどを事前に確認しておきましょう。
こんなオーナー様におすすめ

シンプルな機能で操作も簡単な単独型の業務用美顔器と1台で幅広い施術ができる複合型の業務用美顔器は、サロンの得意とするメニューやコースに合わせて導入するのが基本です。
単独型の業務用美顔器

1つの機能に特化した単独型業務用美顔器は、手技をメインにした個人サロンのオプションメニューとして取り入れるのがおすすめです。
例えば、ハンドマッサージにプラスして美容液導入を行えば、ハンドマッサージの満足度と美顔器の即効性を同時に感じて頂くことが可能になります。
複合型の業務用美顔器

1台でたくさんの施術が可能な複合型美顔器は、エステサロンの開業を考えているオーナー様や新しいエステマシンを導入して業務を拡大したいとお考えのオーナー様にもおすすめです。
複合型美顔器の導入で、エステメニューの幅が広がるのはもちろん、既存のメニューを大幅に変更することなく集客が狙えます。
業務用美顔器は手技と違い、エステスタッフの技術に左右されないので、スタッフ教育の手間もありません。
業務用美顔器の選び方

業務用美顔器を選ぶ際は、機能だけでなく、価格や品質までしっかりとチェックすることが大切です。
ここからは、業務用美顔器を選ぶ際のポイントをご紹介します。
業務用美顔器の選び方その1:機能

業務用美顔器を選ぶ際には、本当に必要な機能が付いているかを見極めることが一番大切です。
あれもこれもと欲張ると価格も高くなるうえ、操作が複雑になり使いこなすまでに時間が掛かることもあります。
業務用美顔器の選び方その2:価格

業務用美顔器の価格は100万円前後~400万円と大きな幅があります。
多機能なものになればなるほど価格も上がっていくので、サロンにとって本当に必要な機能が備わっているかを見極める必要があります。
また、購入の場合には初期費用が高額になるほか、レンタルやリースであってもランニングコストや保守費用などが掛かります。
導入時には、返済計画をしっかりと立て、無理のない資金繰りをするようにしましょう。
業務用美顔器の選び方その3:品質・サポート

業務用美顔器を導入する際は、製品自体の品質はもちろん、定期的なメンテナンスや故障時のスピーディな修理、代替機の貸し出しなどのサポート体制が充実した業務用美顔器を選びましょう。
業務用美顔器は、主に日本製と海外製の2種類があります。
日本製、海外製ともに機能や性能の違いはほとんどありませんが、安さだけを売りにするような業務用美顔器は、取扱説明書がすべて外国語であったり満足な修理やメンテナスを受けられなかったりということありますので注意が必要です。
業務用美顔器の選び方その4:サイズ

大型の業務用美顔器は、個人サロンや小規模なサロンの場合、通路をふさいでしまう可能性があります。
業務用美顔器を選ぶ際には、想定した場所にきちんと収まるサイズや取り回しが可能なサイズを選びましょう。
また、店舗での施術だけでなく出張サロンなどをお考えのオーナー様であれば、コンパクトで持ち運びのできるものを選ぶのがいいでしょう。
まとめ

業務用美顔器の種類と選び方をまとめてみました。
業務用美顔器をサロンに導入すれば、施術効率や客単価のアップや顧客満足度の向上にもつながります。
導入の際は、サロンにあった機能をしっかりと見極めて可否を判断してください。
この記事を書いた人

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