エレクトロポレーションの効果とは?複合型美顔器で集客アップ!

電気パルスの力で、有効成分を肌の深層部へと浸透させるエレクトロポレーション。美容分野でも注目される最先端技術で、美容成分の浸透率はイオン導入の約20倍ともいわれています。今回は、そんなエレクトロポレーションの効果やエレクトロポレーションを活用できるシチュエーションをご紹介します。

エレクトロポレーションとはなにか

エレクトロポレーションとは、電気パルスの力で細胞膜の間に隙間をつくり、有効成分を深層部へ導入する電気穿孔理論を美容に転化したもの。主に遺伝子組織や抗がん剤投与への応用などが期待されている最先端技術ですが、美容やスポーツ、福祉など様々なシーンで活用されています

美容におけるエレクトロポレーションのメカニズム

電気パルスを肌に通すことで細胞と細胞の間に一時的に孔を開けて美容成分を肌の内部に浸透させるエレクトロポレーション有効成分の浸透率はイオン導入の約16倍~20倍といわれ、コラーゲンやヒアルロン酸といった分子量が大きくイオン化できない成分も導入することができます。また、コラーゲンなどを導入する場合、注射を使うことがありますが、エレクトロポレーションならば、針などを使わず肌の奥まで美容成分を浸透させることができるので痛みもありませんダウンタイムも不要肌を傷つける心配もないので、医師の資格のない人でも安全に取り扱うことができます

エレクトロポレーションの美容効果

エレクトロポレーションを使えば、様々な美容成分を肌の内部まで導入できます。例えば、シミそばかすにトラネキサム酸やビタミンC導入、保湿やしわの改善にヒアルロン酸といった具合に、お肌のコンディションに応じた美容成分を組み合わせることで、その人が持つお肌の悩みの改善が期待できます

エレクトロポレーションはこんな経営者におすすめ!

エレクトロポレーションは、実際にどのように使用されているのでしょうか?今回は、エレクトロポレーションの活躍が期待できる2つのシーンをご紹介します。

歯科医院の自由診療メニューとして

ホワイトニングや歯科矯正といった審美治療。保険適用外の自由診療ですが、歯の健康に加え美しさを求めるようになった現代では、日本でもたくさんの人が治療を受けています。ニーズの増加を受けて、多くの歯科医院が診療メニューとして取り入れる一方、他院との差別化が難しく、収益アップにつながらないとお悩みの経営者も多いようです。

そこで、おすすめしたいのが、エレクトロポレーションを使ったデンタルエステ口腔内のメンテナンスに加え、口元全般のケアを提供することで、収益アップが期待できるとともに、患者の満足度やリピート率を上げることにもつながります。

エレクトロポレーションは、針などを使わない安全性の高い施術のため、医師だけでなく歯科衛生士でも取り扱いが可能施術時間もわずか10分程度と治療の邪魔にもなりません。施術の前後で見た目が変わることもなく、普段から通いなれた歯科医院で施術ができるので、患者にも大きなメリットがあります。

関連記事:歯科医院でのデンタルエステとは?

エステサロンの美顔器として

エレクトロポレーションは、その安全性と効果の高さから、最新の美顔器として、大手サロンや美容医院などでも導入されています。

個人サロンでの導入をお考えなら、エレクトロポレーションのほかに、高周波やEMS、青色LEDなどの機能を兼ね備えた複合型美容機器がおすすめ。複合型美容機器を取り入れることで、個人サロンで主流のハンドマッサージにプラスアルファのケアを提供できます。

関連記事:エステにおける複合美顔器について

経営者が考えるエレクトロポレーション導入への悩み

いざ、エレクトロポレーションを使ってみようと思っても経営者にはお悩みがつきないもの。ここではよくあるエレクトロポレーション導入への悩みをご紹介します。

エレクトロポレーションの安全性がわからない

エレクトロポレーションの技術が安全といわれても、実際に導入するエレクトロポレーション機器が安全なのかというのは経営者として不安なところ。信頼のおけるメーカーなのか、アフターフォローはどうなっているのかなどが気になります。

また、美容成分を肌の内部に浸透させるということは、導入用の美容液も安全でなければいけません。どういった導入剤を使えば効果を高めることができるのかも知りたいところです。

エレクトロポレーションは費用がかかりすぎる

新しい機器を導入するとなると当然費用が掛かります。個人医院やサロンの経営者のなかには、「高額な機器は購入できない」、「一括払いは難しい」という人も少なくありません。

エレクトロポレーションの設置場所がない

スペースの限られた院内やサロンでは、大きな機器だと設置場所がありません。また、複数の患者や顧客にエレクトロポレーションを施術する場合、大きな機器では移動が大変という懸念もあります。