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ダイヤモンド社発刊「ザ・ファースト・カンパニー2016」にて弊社が掲載されました


ダイヤモンド社発刊の 「ザ・ファースト・カンパニー2016」にて弊社が取り上げられました。

ダイヤモンド社は1913年創業の老舗大手出版社で、経営・経済・ビジネス関連を中心に幅広いジャンルの書籍を展開しています。
そのダイヤモンド社から発刊されている「ザ・ファースト・カンパニー」には、ダイヤモンド社が注目する業界の第一人者やオンリーワンモデル企業等が取り上げられます。

2016年は全国の企業のうち、新進ベンチャー、最新上場企業、実力派老舗企業という3ジャンルから31社が厳選され、光栄なことにその中の一つとして弊社が選ばれることとなりました。

温泉の「藻」に着眼し化粧品を開発
世界から注目を集める別府発ベンチャー

日本を代表する温泉地である別府で創業したサラヴィオ化粧品。酵母の研究によりスキンケア・ヘアケア商品や育毛ミストの開発、販売を行ってきたが、2012年に温泉に潜む「藻」の本格的な研究に着手して、「藻」による温泉効用を解明。抗炎症作用がある新発見の「温泉藻類®RG92」は特許を取得し、 その特性を生かした独自の商品群が注目を集めている。

同社の創業は2006年。父親と2人で起ち上げたサラヴィオ化粧品の商品は美容液と育毛ミスト。
化粧品製造会社に委託して市場に出したが、販売方法がわからず初年度の売り上げは300万円ほど。生活するのに精一杯だった。

ところが、サンプルをつくって配ると、「しみない、べたつかない、匂いがない、使用感がよい、シミができにくくなった、肌に弾力が出てきた」などの声が寄せられ、口コミで評判になった。
ウェブの通信販売も軌道に乗って、創業3年目で一気に7000万円まで売り上げを伸ばした。

ここで同社は、思い切った戦略を取る。創業4年目に、利益の大部分を研究設備に投資して「サラヴィオ中央研究所」を設立したのだ。
「当時はまだ仕事も暇で、お客さまからの声にメールや電話でダイレクトに応えていたんです。その中にはアトピーで悩む女性が多く、切実な相談を聞いているうちに、メーカーとしての責任ある回答をしたいという思いが芽生えました。つまり本当によい商品をお客さまに提供するには、自社に研究チームを設け、独自の研究開発で商品をつくるのが早道だ、と考えるようになったのです。」

製薬会社でもない化粧品のベンチャー企業が、投資資金がかかる研究所を設立するのは蛮勇に近かったが、「あの時は、困っている人を助けたい一心でした」と濱田は振り返る。国が運営する、JREC(科学者人材データベース)で求人をかけると、世界中から応募があった。その中から選りすぐりの研究者を採用、ゆえに現在の15名の研究者は、海外留学の経験がある日本人の他に米国やアジア各国出身者など、グローバルな色彩を帯びる。

そして「サラヴィオ中央研究所」が取り組んだのは、地元別府の温泉研究だった。

ご興味をお持ちの方はぜひ書籍でもご覧ください。  →ダイヤモンド社書籍ページへ