畜産・水産養殖の現場では、飼料・光熱費の高騰に加え、暑熱や寒暖差といった環境ストレスが年々大きな課題になっています。
努力で成績を守っていても、わずかなコンディションの揺らぎが「餌食い」「成長や生産のばらつき」「ロス」「回復の遅れ」として表れ、最終的な成果に響く――そんな実感を持つ方も多いのではないでしょうか。
私たちがRG92の研究・検証を進めるうえで、常に原点になっているのは「現場が抱える継続的な苦しさ」です。
数年前、採卵鶏の経営状況について切実な声を直接うかがい、研究を現場に届く形へ近づける必要性を改めて感じました。
その後、別府温泉由来素材RG92の検証を積み重ね、2025年には商業規模での試験(採卵鶏/4万羽)にも到達しています。
2026年は、そこで得られた知見をもとに、より多くの生産現場で「現場導入(=自分の条件で評価し、使い方を最適化する)」へつなげる年にしたいと考えています。
・RG92とは? 詳しくはコチラ
2025年に見えた共通点:「ストレス期こそ差が出る」
2025年にサラビオへ寄せられた生産者の声を見ていくと、畜産・水産を問わず共通しているのは、真夏の高温などでストレスがかかる時期に成績の差が出やすいという点です。
畜産では気温上昇により摂餌の落ち込みや飲水量の変化が起こりやすく、増体やばらつき、ロスに影響が出ることがあります。
水産養殖でも、水温上昇で餌食いが落ちたり成長が不安定になったり、場合によってはへい死が増えるなど、ストレス期特有の課題が表面化しやすくなります。
一方で、同じ環境条件の中でも「落ち込みが小さい現場」「回復が早い現場」があるのも事実です。
2025年は、そうした差を生む要因として、日頃のコンディションづくり(腸・代謝・ストレス耐性を含む)の重要性を改めて感じる一年でした。
だからこそ、ストレス期に「踏ん張れる土台」をどう作るかが、安定運用のカギになると考えています。
RG92を現場導入するためのステップ:まずは小さく、指標を決める
ストレス期に差が出やすいからこそ、対策は「効いた/効かない」の印象論ではなく、自分の現場で“何を見るか”を決めて評価することが重要になります。
RG92も同様で、課題に合わせて小さく試し、比較し、判断することで導入の精度が上がります。
RG92は、特定の病原体を直接抑えることを目的としたものではなく、腸内環境の改善を通じてコンディション維持を支えるという考え方の素材です。
そのため、畜産でも水産でも、ストレス期に起こりやすい「餌食いの落ち込み」「成長や生産のばらつき」「回復の遅れ」といったマイナスの状態を、どれだけ小さくできるかという視点で評価することが基本になります。

①まずは「見る指標」を決める
最初に、現場の課題に直結する指標を2〜3個に絞ります。
- 餌食い(摂餌・給餌率)の落ち込み/回復の速さ
- 成長(増体)や斉一性、日々のばらつき
- ロス(へい死、淘汰、歩留まりの低下など)
- 投薬や治療対応の頻度(畜産の場合)
- 水質や高水温期の安定運用に関わる指標(養殖の場合)
「何を改善したいのか」が明確になるほど、評価はブレにくくなります。
②比較できる規模から始める
最初から全群で実施すると、環境差や管理差が混ざって評価が難しくなります。
可能であれば、条件を揃えられる範囲で小規模に始め、導入前後で同じ指標を比較する方法がおすすめです。
③評価期間の目安を決めて、記録を残す
ストレス期の対策は短期の上下だけで判断すると誤差が出やすいため、「導入前」「導入後」の期間を決めて記録するのが確実です。(例:導入前2週間→導入後4週間など。現場条件により調整)
私たちは、現場の課題整理から評価設計(何を見るか・どの規模で・どの期間で)まで、状況に合わせた進め方をご案内しています。
まとめ:ストレス期の“落ち込み”を小さくし、安定運用につなげる
2025年に生産者様より寄せられた声から見えてきた共通点は、畜産・水産を問わず、真夏などストレスがかかる時期に成績の差が出やすいということでした。
だからこそ重要なのは、ストレス期に起こりやすい「餌食いの落ち込み」「成長や生産のばらつき」「回復の遅れ」といった揺らぎを、どれだけ小さくできるかという視点です。
RG92は、病気や菌などを抑える薬ではなく、腸内環境の改善を通してコンディション維持を支えるという考え方の素材です。
導入を検討する際は、見る指標を決め、比較できる規模から小さく評価することで、現場に合うかどうかを判断しやすくなります。
※実際の結果は、飼養・飼育条件や季節などにより異なります。
お問い合わせの際に分かるとスムーズな情報
ご相談の際は、分かる範囲で構いませんので、次の情報を共有いただけるとスムーズです。
- 対象(畜産:畜種・飼養形態/水産:魚種・飼育形態)
- 飼育の規模(飼育数や生簀、畜舎の数など)
- 飼育している中での悩み事(例:高温期の餌食い低下、ばらつき、ロスなど)
- 現在行っている対策(飼料、管理、環境対策など)
- 可能であれば、記録している指標(給餌率、増体、ロス、投薬頻度など)
現場の状況に合わせて、評価指標の決め方や進め方(小規模評価の設計)も含めてご案内します。
まずは「今いちばん困っていること」から、気軽にご相談ください。
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