高齢鶏でも産卵を維持!夏バテ・FCR改善のカギはミトコンドリア強化にあり

「高温になると、どうしても産卵数が落ちる」
「年齢が進むと、産卵のばらつきや飼料の摂りムラが増えてくる」

採卵鶏の現場では、よく聞かれる悩みです。
気温の上昇や鶏の高齢化は、外から見える変化だけでなく、細胞の中にも大きな影響を与えています。

特に、産卵を続けるために必要なエネルギーを生み出すミトコンドリアの働きが、この時期に大きなカギを握っていることが、近年の研究や実践現場から明らかになってきました。

本記事では、採卵鶏の生産性を守るうえで重要となる代謝力、そしてそれを支える細胞のエネルギー源「ミトコンドリア」に注目しながら、暑熱期や高齢鶏の産卵維持に向けてできる飼料設計の工夫や、夏バテ対策、FCR(飼料要求率)改善のヒントをご紹介します。

また、私たちが研究・開発している温泉藻類由来の成分「RG92エキス」が、ミトコンドリアの働きをサポートする素材として現場で活用されている事例についても、あわせてご紹介します。

養鶏現場で見逃されがちな「夏バテ・産卵率低下」の原因とは?

高温期や後期産卵になると、目に見える変化(産卵数の減少や体重変動)だけでなく、細胞レベルでの“目に見えない変化”が進行しています。

たとえば、以下のような兆候が現れることがあります。

  • 飼料の摂取量が減少する(→ 栄養不足)
  • 排便の質が悪化する(→ 消化不良、腸内フローラの乱れ)
  • 鶏舎内での落ち着きがなくなる(→ 環境ストレス反応)
  • 同じ飼料設計でもFCRが悪化している

これらの背景には、細胞内のエネルギー産生が追いついていないという共通項があります。
つまり、体は飼料を取り込んでいるものの、それを「うまく活かせていない」状態に陥っているのです。
これは飼料設計や換気などの対策だけではカバーしきれない、代謝力の低下による問題だと考えられます。

ミトコンドリアの役割と採卵鶏の代謝機能の関係

ミトコンドリアは、細胞の中に存在する「エネルギーを生み出す工場」です。
摂取された栄養素をATP(エネルギー通貨)に変換し、産卵や体温調整、免疫応答といった生命活動に使われます。

ところが、ミトコンドリアは加齢や酸化ストレス、炎症などの影響を受けやすく、活性が低下すると以下のような問題が起こりやすくなります。

  • エネルギー供給が不足し、産卵が不安定に
  • 活性酸素の蓄積による細胞疲弊
  • 回復力の低下、ストレスに弱くなる

特に採卵鶏は高頻度で産卵を繰り返すため、日々のエネルギー需要が高く、ミトコンドリアの健全性が非常に重要になります。

 RG92でFCR・産卵率が改善?ミトコンドリアと腸内環境のWサポート

私たちが開発したRG92エキスは、大分県別府市の源泉に生息する藻類から抽出された天然由来の成分です。
これまでヒトの皮膚や毛髪ケアの分野で活用されてきましたが、その有用性は畜産・水産の動物の分野にも広がっており、以下のような作用が確認されています。

  • ミトコンドリアの活性化:ATP産生量の増加を示すデータあり
  • 抗酸化・抗炎症作用:活性酸素による細胞障害の抑制
  • 腸内環境の改善:便性状の安定化、腸内細菌のバランス保持

これにより、「摂取した飼料をしっかり使い切る」=飼料の活用効率(FCR)改善にもつながる可能性が示唆されています。

【事例あり】高齢鶏でも産卵継続!RG92導入による変化とは?

私たちが社内で飼育している採卵鶏において、1200日齢を超えても産卵が継続している群が存在します。

これは、RG92エキスを飼料に添加していたグループで見られた現象で、非添加のグループと比べて以下のような明確な違いがありました。

  • 産卵率の維持(高齢化による低下が緩やか)
  • 糞の安定、鶏舎の臭気軽減
  • 摂餌行動の安定、活力の持続

これらの変化は、単なる栄養補給ではなく、「細胞の使い方が変わった」ことを示す結果だと捉えています。
特に高齢鶏において、代謝力を保ち続けることがいかに生産性と直結しているかを体感した事例でした。

[サラビオで飼育している採卵鶏(1200日齢超え)]

まとめ | 養鶏の生産性アップは“ミトコンドリア活性”から始まる

飼料の選定や栄養バランスを整えることは生産性維持の基本です。
しかし、それ以上に重要なのは、与えた飼料が体内でどれだけ効率よく使われているかという点です。
高温期や後期産卵期において、見えない“生産性の底落ち”が起きている今。
飼料や環境対策だけでなく、細胞レベルの代謝力=ミトコンドリアの活性に目を向けることは、これからの養鶏経営において新しい選択肢になり得ます。 RG92は、自然由来でありながらミトコンドリア活性という確かな機能を持ち、既存飼料設計を崩さず導入可能です。

「疲れにくい鶏」「長く産み続けられる体」を目指すなら、まずは飼料から“代謝設計”を始めてみてはいかがでしょうか。

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