新発見!M-1がミトコンドリアに及ぼす “3つの効果”|サラヴィオ中央研究所M-1開発チーム

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生物が生命活動を維持するにはエネルギーが必要ですが、細胞内では、食べ物のエネルギーを直接利用することができません。

そこで、主にミトコンドリアという細胞小器官で、「ATP ( アデノシン三リン酸:Adenosine Triphosphate ) 」という分子を合成し、私たちはこれをエネルギー源として活動を行っています。

ミトコンドリアはこの他にも、細胞内のカルシウム濃度の調整やリン脂質、ステロイドなどの合成、またアポトーシスやウイルス感染防御機構など、生体内の様々な生体機能にも関与している重要な器官です。

最近、ミトコンドリアは絶えず「融合」と「分裂」を繰り返していうことが分かってきましたが、その生理的意義について詳しくは分かっていません。

毛乳頭細胞のミトコンドリア形態&運動

当社での研究結果…

・毛乳頭細胞のミトコンドリアの形態には、大きく分けて「線維型」と
 「凝集型」がある。

ミトコンドリア線維型  ミトコンドリア凝集型

・「線維型」のミトコンドリアは、細胞内を活発に動き回るが、
 「凝集型」は動きが鈍い。

・M-1は「線維型」のミトコンドリアを持つ細胞の割合を増やす。

・発毛シグナルに関するホルモンでも、M-1と同様の形態変化が
 見られる。

M-1は毛乳頭細胞のミトコンドリアの形態変化を引き起こし、その運動活性を促進すること、さらに、発毛ホルモンの役割を疑似している可能性があります!!

これまでに、「毛乳頭細胞は栄養枯渇状態でも元気に増える事が出来る」、つまり発毛環境が悪い状態でも、M-1により毛乳頭細胞が元気である(発毛シグナルを出し続ける)ということを示していました。

今回は、通常の培養条件で、M-1添加後にMTTアッセイという細胞の増殖率をみる方法により、通常の培養条件においても、M-1が細胞活性(細胞分裂活性)を高めることを数値化することに成功しました。

M-1により、細胞のエネルギー源であるATPの量も、
約40%上昇しました。

1、2の実験結果より…

・M-1により毛乳頭細胞の活力が増す
・増殖活性、ATP量共にアップ

ことが示唆されました。

現在、ミトコンドリアの形態変化と運動活性の関係を、上記の「MTTアッセイ」、「ATP測定」や他の機能面からもM-1の評価実験を行っているところです。
今後さらに多面的な解析を行い、毛乳頭細胞のミトコンドリアの形態、運動活性、および機能の関係を明確にし、これまでにない新たな視点から、発毛メカニズムの解明に取り組んでいきたいと思います。





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